最近、患者様の多くの方が昨秋の健康診断の結果を持参して下さいます。
会社健診や市民健診は、体全体を見ているので、一般内科医として得られる情報量が多く助かります。
その中で、尿検査、心電図、胸部X線は定番として健診メニューに入っています。
血液検査の腎機能や心電図も参考にしますが、尿検査により
服用して頂いている薬の中で、特に血圧の薬を変更しなければならない事例が多くあります。
また尿検査だけで、腹痛で来院される患者様の診断がつくこともしばしばあります。
尿検査は、内科のあらゆる領域で有用です。
健康診断の結果を拝見するにあたり、初心に帰って尿検査を重視していきたいと考えています。