健康診断後の精密診断
会社での検診や神戸市の市民検診の2次検診(精密検査)を当院では行っています。
内科的検診では大きく分けて以下の①~④の検査が行われます。
- 胸部X線、心電図、尿たんぱくなどの循環器系検査
- バリウム検査、胃カメラ、便潜血などの胃腸系検査
- 血液検査、腹部超音波検査、血液検査などの肝胆膵系検査
- 血液検査による糖尿の疑い、脂質異常の疑いなどの一般内科系検査
脳梗塞、心筋梗塞の予防や癌。特に頻度の多い肺がん、大腸がん、胃がん、膵がんの早期発見を目的として会社検診や市民検診が行われます。
当院では神戸市の市民検診も積極的に行っていますが、皆様が受けられた検診におきまして、要精査、要経過観察などの項目に関しまして患者様とご一緒に対策を考えていきたいと思っております。
よくある項目としましては
- の循環器系検査におきましては心臓や腎臓に負担がかかっていると推測される事が多くあります
- では胃カメラや大腸内視鏡検査による胃腸の精査、またヘリコバクタ-ピロリ菌の除菌治療が必要な事が多くあります
- では肝機能異常の吟味、腹部超音波検査による再検査が必要な事が多くあります
- では糖尿や脂質異常が挙げられます。まず第1に食事療法、運動療法による治療効果が期待できます。しかし薬物療法に頼らざるを得ないケースも想定されます。
決して薬物療法の早期の開始が必要な場合ばかりではありませんし、血液検査などが必要な場合ばかりではありません。
まずは健康診断で気になる項目がございましたら、当院に検査結果をご持参していただきたいと存じます。
治療方針の決定を、患者様とご一緒に考察していきたいと考えております。