コロナが5類または5類相当になり、3年以上にわたるコロナ禍が収束の方向に向かっています。
100年前のスペイン風邪と比べて死亡者が全世界で1/10程度で収束しそうです。
100年前と今では、人口が4倍になっていますので死亡率でいえば、1/40になりそうです。
スペイン風邪と現在の新型コロナウイルス感染症の比較は難しいです。
スペイン風邪はインフルエンザウイルス系。今回はコロナウイルス系。
またスペイン風邪が流行していた時は、世界中で戦争が起こっていました(第1次世界大戦)など一概に比較はできませんが、一見すれば100年前に比べ人類は進化したように見えます。
先日ネットを見ていると、機密情報が専門の木谷賢さんと脳科学者の中野信子さんと国際政治学者の三浦瑠麗さんの”人はなぜ武器を取るのか?”という対談があり、興味深く拝見しました。
どうやら人が戦争を開始するとき、利害得失を十分考えてからおっぱじめるケースは少なく、脳の中の
本能に近い部分が作動することよって開始されるケースがほとんどだそうです。
スペイン風邪の後、世界は大恐慌が起こりその後再び世界大戦が起こりました。
これらが連続性のある事象かどうかは個人の歴史観によるので一般化はできません。
一私見として
アフターコロナにおいて本能的にならず、アフタースペイン風邪のような不幸な人類史を
歩まなかった暁に、初めて”100年前に比べて人類は進化した”と未来の人に評価される世の中になる事を願います。