インフルエンザAもピークが過ぎて、例年ならばチラッとインフルエンザBの小ピークになり

”もうじき春ですね”と言える時期になってきました。

 

今年になって、”かなり大量の下血”ということで来院される患者様が複数名いらっしゃいました。

吐血と比べて下血の場合は、出血量が多くないので、当院でも初期対応が可能です。

小児の下血では絶食が必要な場合もあり、その場合は周辺の基幹病院に入院のお願いをします。

しかし成人の下血に対しては、当院で対応可能です。

来院時に即内視鏡をするいわゆる”緊急内視鏡”の適応になる場合は少ないです。

しかしなるべく早く原因精査の為大腸内視鏡検査を施行します。

出血源が大腸がんである場合は、手術適応を患者様やご家族と相談し、”手術できるのでは?”となれば

信頼できる消化器外科(骨盤内外科)が東灘区近隣に複数ございますので速やかに紹介いたします。

出血源によっては、内科的内服治療が優先される場合もあるので、当院でも対応させていただきます。

”難治性潰瘍性大腸炎”と言って絶食の上入院加療が必要な場合もあります。

しかしこの疾患の日本有数のエキスパート集団が阪神間にはございますので紹介いたします。

”痔とばっかり思ってたら大腸がんやった”との患者様の声をお聞きする場合があります。

テイッシュに付着する程度の少量の下血でも、とりあえずほっておかずにご相談下さい。