共通テストとジャパニーズ科挙
本日1月17日は、阪神淡路大震災の日。そして今年は、大学入試に先立つ共通テストの初日でもあります。
震災の話は毎年この日に触れてきましたので、今年は少し視点を変えて、共通テストから見える「日本文化と大陸文化のつながり」について
考えてみたいと思います。
(共通テスト)共通テストの前身である共通一次テストが始まったのは、私が高校生の頃、1980年頃でした。
国公立大学入試に必須となり、難問奇問を避けて高校教科書を大切にする__。
入試の過熱を抑え、教育の格差を是正するという理想が込められていた制度だったと思います。
先日、大学で教鞭をとられている中国人の患者様とはなしをしていて、「共通テストってジャパニーズ科挙ですね」
という言葉に、二人で妙に納得してしまいました。
全国一斉の試験で将来が左右される。これは現代の日本だけでなく、中国や韓国でも見られる、ある意味”国家行事”のような文化です。
(儒教文化)考えてみると、日本に空気のように存在する縦社会や激しい上下関係、そして「和を尊ぶ」精神も、実は大陸由来の価値観が
色濃く反映されています。その影響は、意外なところではNPBの応援スタイルにも表れているのかもしれません。
私たちはしばしば「日本独自の文化」と思い込んでいるものを、実は長い時間をかけて大陸文化と混ざり合いながら育ててきた。
鎖国の時代を経て、それが日本流に熟成されたのが、今の社会なのかもしれません。
1月17日という特別な日に、共通テストから、そんな文化の来し方をふと考えてみました。






