ストレスいっぱいの世の中です。また夜も賑やかです。 そのような時代において、睡眠導入剤は内科医でも処方される場合があります。 しかし従来の睡眠導入剤は、安全性はあるのですが依存性もあり、処方し辛い薬剤でした。  オレキシン受容体拮抗薬というのは、依存性が従来の導入剤に比べて少なく必要な時だけの 服用が可能ではないかと思われます。  急な出来事の時や長距離海外出張の時の時差ボケ対策など非日常的な時だけの服用をしている 患者様もいらっしゃいます。  今まで2種類のオレキシン受容体拮抗薬の処方が可能でしたが、新たに朝に眠気が残りにくい 3種類目が処方可能となりました。  肝機能や糖尿病と比べて、朝にどれくらい眠気が残るかや依存性というものは定量化できるものでは ありませんので、受験生などに受験前日に服用して頂く程は自信をもってご処方することはできませんが もう少しタイトでない範囲内でご処方いたします。