恩師と”ベンチがアホやから”の話
かなり古い話ですが、阪神の主戦投手江本孟紀さんが”ベンチがアホやから野球ができへん”と言って球界を去っていった話を覚えている方は、
かなりのオールドファンだと思います。その試合は、確か阪神の8月の死のロード終了した甲子園でのものでした。
投手交代に関して江本投手が当時の首脳陣に怒髪天を衝いた時に発した言葉です。それで江本投手は阪神を去り関東に拠点を移し国会議員にまで上り詰めました。
江本さんは後日談で弁解をする機会を得ました。「あの発言は私も悪いけど、本当に悪いのは私ではなく、阪神の前に所属していた南海の上司野村克也さんが悪い。
野村さんから授かった野球脳が高等過ぎて、その後の阪神さんのスタッフが物足りなかった。本当に悪いのは野村克也さんです。」と弁明していました。
一般社会でもこのような事ないですかね?前の上司が優秀過ぎた場合です。私も自分の事を阪神エースの江本さんに例えるのはいささか我田引水とは思うのですが。
国立大阪南病院の初期研修医の時の指導医が優秀すぎて勤務医後半は、かなり扱いにくい医者であったと自戒しています。
その時国立大阪南病院消化器科の1990年代の医師&看護師のグループラインがあります。そのラインで国立大阪南病院消化器科同窓会をやって頂くことを知らされました。その時の私の指導医は、肝胆膵が早川先生、消化管が東先生です。同窓会当日は、私のどんくさい研修医時代なんか振り返させていただく方がいいと思うので感謝の言葉は、私のこのブログ内で述べさせて頂きたいと思います。(早川先生)#学生気分が抜けきれない私に根気よく指導してくださいました。医者としての覚悟を決める事ができました#外来シュライバー(上級医師の外来診察の横について勉強する事)をさせて頂き、どんな時も患者様の不安の除去あるいは軽減に努める事の大切さを教えて頂きました。(東先生)#右も左もわからない若手に「とりあえずやってみろ。体で覚えろ。失敗したら責任取ったる」と背中を押して下さいました。ほんまに失敗して”頭を抱えておられた東先生の姿”は、今も頭の脳裏に残っています。#よくも全然向学心のない私に当時としては先進的な手技を叩きこんで頂きました。今では私の診療の柱となっています。儒教的な価値観は苦手な私ですが、このお二人には一生頭が上がりません。






