健康診断や人間ドックでは、オプション項目として腫瘍マーカーを測定します。
腫瘍マーカーだけで、癌がかなり疑われるのは前立腺癌と肝臓癌だけです。
消化器領域では、腹部超音波検査・胃カメラ・便潜血検査でかなりの領域で癌のスクリーニングが
出来るので余り腫瘍マーカーの必要性を感じません。(膵臓癌だけは必要かも)
呼吸器領域では、喫煙の有無により必要性が異なります。
また、腫瘍マーカーは10種類以上あり、人間ドックではそのうち3~5項目選んで測定します。
生活習慣、家族歴、年齢、性差によって有用なマーカーが異なります。
検診やドックを受けられる前に、有用なマーカーを選ばして頂きますのでご相談下さい。